お寺さんにも「接遇マナー」は必要です。
お寺さんで「接遇研修」を実施しました。
「え?お寺さんで、誰に研修をするのですか?」
と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回研修を実施したのは、沖縄県の親族経営の寺院です。
参加者は、そこで働かれる従業員さんとお坊さん。
寺院といっても経営をしていくためには信者(利用者)様は大切な存在です。
ちなみに、こちらの寺院は檀家さんスタイルではありません。
寺院経営が成り立たないと、働く人への給与は支払われません。
そのような「あたり前のこと」の認識から研修を始めます。
なぜなら、分かっていらっしゃるようで、それがご自身の仕事と、どう関わってくるのかまで考えられたことがない方が多いように感じるからです。
お問合せ1本の電話応対が命取りになる、といっても過言ではないと私は思っています。
事実、不愉快は電話応対は、二度とそことは関わりたくないと思いますし、
友人知人にも不快感を味わってほしくありませんから、その不愉快な応対を伝えます。
利用者側はちょっとした問合わせであっても、受け取り手は1つ1つ誠意をもって応対する必要があります。
そしてそれは「出来てあたりまえ」のレベルまで到達してほしいのです。
今回、ご依頼いただきました副住職さんもご理解下さっていましたが
研修を1度実施したからといって成果を継続させるのは容易ではありません。
接遇研修と言えども意識改革が肝心です。
ぜひ、ブラッシュアップしていかれることをお奨めいたします。