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2025年9月10日

面接に「正解」はありません。

定期的に、公的機関で就職支援に関する研修を担当しています。
その中で面接対策を取り上げると、受講者からよく出る質問のひとつが、
「〇〇の質問には、どう答えるのが正解ですか?」というものです。

でも、面接の質疑応答に「唯一の正解」はありません。

大切なのは、自分の考えや思い、経験を言葉にすること。
そして、その言葉が応募先企業の価値観や仕事内容と結びついていることです。

ある大手企業の人事担当の方が、こんなことを話してくれました。
「例えるなら、加工やフィルターで飾られた外側だけでなく、フィルターを外した自然な姿を見せてもらいたい。ありのままの人柄を知りたいんです」と。

つまり、企業が知りたいのは 形だけ整えた答えではなく、応募者の中にある素直な気持ちや考え方なのです。

もちろん、相手に「この人とは一緒に働きたくない」と思われる答えは問題外です。
けれども、模範解答を追い求めるよりも、自分なりの考えを整理し、それを自分の言葉で表現できるかどうかの方がずっと大事です。

面接は「自分と相手の相性を確かめる場」
だからこそ、誰かが用意した答えをなぞるのではなく、 自分自身で考えて言葉にするプロセス が欠かせません。

そのためには、自己理解と企業研究が不可欠です。
まずは自分の経験や思いを言葉にしてみましょう。
そして、鎧を脱いで肩の力を抜いて、自然体で面接に臨んでみてくださいね。